2014年3月10日月曜日

歴史文化を伝える 翁座

上下町ひなまつり、開催中です。
今回は、翁座(おきなざ)の解説お手伝いしてきました。



翁座は、こんな素敵な木造の芝居小屋です。



外観はこんな感じです。
パッと見た感じは何の建物かイメージしにくいですが、
向かって右側の少し屋根が高くなっている部分が、舞台になります。
大正時代から建築がはじまり、昭和はじめからお芝居でにぎわいました。
「映画」と書いてありますが、昭和30年代半ばからは映画館として使われるようになり
その後もさまざまな催しで民衆の娯楽施設として活躍してきました。



回り舞台、花道、奈落やぶどう棚(舞台上部にある竹を組んだ足場)
実際に近くで見て頂けます。



2階も見学可能です。
屋久杉を使った格天井(ごうてんじょう)や、職人さんの技が素晴らしい手すりなど 見どころ満載。
2階席から見た舞台も見ごたえ抜群です!



上映された映画の看板なども展示があります。



運が良ければ、幕も見られるかも??
緊張の初解説でしたが、とても良い経験をさせて頂きました。

翁座はひな祭り期間中(~3/23)の土日に限定公開中
入館料(維持保存協力金) お一人様200円です。
いつもは見れませんので、この機会にぜひ!

府中市観光協会HP(翁座紹介ページ)
http://fuchu-kanko.jp/?page_id=151

参考:
全国の芝居小屋を紹介しているHPにも掲載されています。
歴史の概略なども載っていますよ。
http://www.sunfield.ne.jp/~shibaigoya/html/introduction_014.html

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