2014年8月6日水曜日

府中はやっぱり人が魅力的って実感した日

まちヨミin府中
ONE BOOK, ONE FUCHU (市制施行60周年記念事業)

を開催しました。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

府中市では初となる試み、日曜日という大切な時間での開催だったので、不安もありました。

正直なところ、本を読んで府中市のまちづくりの話に繋がるの?

とご意見を多数頂いていたんですが、実際に開催してみたところ、終盤の対話では参加者の方々が、府中の将来を自分事として対話をしている姿が見られました。本当に府中の人に感謝です。

ファシリテーターの木村さんのおかげでございます。(失敗の連続でご迷惑おかけしました。。。)

ファシリテーターの場作りで、ワークショップ、会議は大きく変わることは間違いないと思います。
地域おこし協力隊も、何を名刺代わりに地域に飛び込んでいくか、で頂ける意見もかわることでしょう。

僕自身がつい3か月前まで本なんて読んでませんでした。そこから読書に出会い、地域で「まちヨミ」を開催し、地域の方々との対話の時間を頂けました。
そして参加者の方々と一緒に行動していく流れもうまれました。

まだまだこれから! これっきりの場にするのではなく、しっかりと行動に移していくぞーー!



今後はレポートをJOIN(一般社団法人移住・交流推移新機構)へ提出し、全国の協力隊の方に、地域でのワークショップ、会議の一つとして、「まちヨミ」という選択肢もあります!と紹介していきます。



以下レポートになります。



『街で暮らす』という当たり前のこと人と人の繋がり、人と家の繋がりについて、再定義をしよう!


人口41,844人、毎月約50人減少し、その結果、空き家率が15%ではないかという状況の広島県府中市にて、『街で暮らす』という当たり前のことを、人と人のつながり、人と家のつながりを再確認をしようというテーマで、市内外から25名が集まり、まちヨミを開催しました。

参加者の皆さんが読んだ課題本は『2022―これから10年、活躍できる人の条件』神田昌典著/PHP出版

ファシリテーター  木村 祥子、野口 常久、藤原 幸大



【STEP1】本を読んでみよう

参加者それぞれが今日の目的を設定、自分の「居場所」について書き出していただいた後、著者プロフィル、課題本の表紙、裏表紙、目次、各段落の始めと最後、太字の部分などを読んで、気になるキーワードをポストイットに書き出す。
次に、著者に聞いてみたい質問を作り、本の中から答えを探し、各グループごとに、キーワードや答えが書かれたポストイットを使って、さまざまなダイアログが繰り広げらた。



【STEP2】府中市の今を知る

現在、府中市の空き家は2,000~2,500軒と推定されます。2035年には、人口が現在の約70%の30,000人になると予想されています。
地域おこし協力隊の藤原による府中市の現状と、全国の中山間地域で問題となっている、過疎、空き家の現状、そして今後の取り組みについて参加者と情報の共有をしました。


【STEP3】府中市の未来を考える対話を実施

書籍から、10年後の未来を予測するという重要性があることを認識し、府中市の現状を認識、
参加者全員で、府中市の未来を考える対話の時間を創った。
街の歴史をしっている70代の方、街の古民家再生に取り組む建築家などからも、街についての情報をいただき、さまざまなアイディアが創出された。


■参加者の声

・今日参加した中で自分にできることは何かを考え、
①府中市にUターンしてもらおう!子どものころに府中市での楽しい想い出があれば、外に出て定年退職したあと、懐かしくなってまた帰ってきてくれるかも。という想いから、これからも府中夜店を続けて行きたい!
②高齢者と子供たちの触れあう場を提供したい!僕が小2からやっているゲートボールや、グランドゴルフを、市内の小学校で一緒にしたい!
をさっそく行動してみることにします。

・こんな本の読み方があるのかと驚きました。自分にピッタリの本の探し方もわかりました。    初めて会った仲間があんなに一致団結できるものかとビックリでした。集まった方々の意識レベルの高さもあるでしょうね。 

・7月に徳島でのまちヨミに参加して興味を覚えたと同時により一層、RFAを体感し学びたいと思い参加しました。一冊の本を通して他者の様々な思考、考え方に触れると共に思考を想像できる事に改めて感動しました。

・今回だけではなく、次回の開催も期待しています。

・初めて自分の住んでいる府中の現状や将来について考えるきっかけの場となった。

■今後の行動
参加者のご意見を参考にさせて頂き、実際に行動を仲間と一緒に起こしていく!!




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